仮登記の効用

tookapic / Pixabay

こんにちは、北海道不動産リアルの高橋です。

今日は、不動産用語辞典に『仮登記』についてアップしました。

仮登記については、不動産用語辞典を見て頂くとして、仮登記の効用と仮登記を行うべき時について、ご紹介したいと思います。

仮登記の効用

まず、仮登記の効用ですが、仮登記には『仮登記の順位保全効力』があります。

例えば、銀行などから融資を受ける際に担保として所有している土地を担保として入れることが多いのですが、借り入れをした銀行が複数ある場合、担保として入れた土地には、弁済権を持つ銀行が複数存在することになりますので、優先的に弁済することができる権者を定める為に、順位がつけれられます。

しかし、問題無く登記を行うことができれば良いのですが、登記を行う際にわずかな要件が揃わず登記が遅れ順位が下がってしまうというケースが稀に発生します。そんな自体を防ぐ手段として『仮登記』を行うことで順位を保全(確定)します。仮登記で優先弁済権者の順番を決めておく事ができれば、登記は遅れずスムーズに行くという訳です。

土地や建物といった『不動産』は、すべて別段の定めがない限り先に登記をしたものが優先されるという『早いもの勝ち制度』をとっているから、つくられた制度なのです。

仮登記で注意すべきポイント

購入した不動産に仮登記がついているということはまずあり得ませんが、家族から『譲渡』された不動産に、まれに『仮登記』がついていることがあります。仮登記がついていたとしても売買することは可能ですが、不動産を購入後に仮登記がついていることによって、せっかくした不動産の権利がいつ覆るかわからない不安定な状態になってしまうことが予想されます。その為、万が一、所有している不動産に仮登記がついている場合は、仮登記の権利者と話あい仮登記を抹消してもらうことが重要になるのです。