権利証を紛失したら?

geralt / Pixabay

こんにちは。北海道不動産リアルの高橋です。

不動産投資をし、収益物件を手に入れ、晴れてオーナーになるとオーナーの手元には必ず「権利証」がやってきます。権利証とは、法令上は「登記済証」という名称になっている証書で、登記が完了したことを証する大事な書面です。

権利証を紛失したら?

しかし、この大事な権利証を引越しや何らかの理由で紛失してしまった場合、どうなってしまうのでしょうか。

権利証を紛失した場合、残念ながら再発行をすることはできません。しかし、権利証がないからと言って、登記そのものができなくなる訳ではありません。権利証を紛失した場合の為の処置として、「事前通知制度」もしくは「司法書士等の資格者代理人による本人確認情報の提供制度」というものがあるのです。

事前通知制度(じぜんつうちせいど)

「事前通知制度(じぜんつうちせいど)」とは、登記所が売主等の登記義務者に対して、郵送で「登記申請があった旨」の通知を行い、登記官が登記義務者の真実性を確認する制度です。

司法書士等の資格者代理人による本人確認情報の提供制度

「司法書士等の資格者代理人による本人確認情報の提供制度」とは、その名の通り、代理人である司法書士が本人と面談し、身分証明書などで本人と確認します。確認した面談場所、日時、確認方法などの所定の情報を、司法書士が登記所に提出する制度です。

権利証を紛失してしまったとしても、不動産を売れなくなったり、直ちに、土地の所有権を変更されてしまったりすることはありません。万が一、権利証を紛失してしまった場合には、登記所に出向き、不動産登記事項証明書を取得し、司法書士に相談するのが最も良い方法です。